2009年2月13日金曜日

短時間に本を読むための本


1分間勉強法
 1秒に1冊本を読む方法と言ういたい文句のこの本を読んでみると、本の重要なところを流し読みして,重要な点をまとめて整理する方法がこの本の要主であるようだ。必ず,頭が良くなるという副題は、やや大げさな本のうたい文句ではあるが、読んだ本をまとめる点では面白い。
 さて、まとめ方は、視覚を利用して覚える方法は、多分、デザインの視覚伝達や心理学などでの研究で研究されているもののデータをこのものに置き換えたものだろうが、この視点はいろいろな点で,暗記をすることには役に立つ。重要なものや次に重要なものを分け、また,付随するものを分けていくという効率的な方法は、暗記していく勉強法の方法論としては、効率のいい考え方だと言える。
 結論として言えば、多くの本の重要なところをスポット的に読んでいって、方法論を学んでいくこの本は,読み手がどのようにその自分にあった知識を吸収できるかがこの本の言いたいことなのだろうと思える。

2009年2月5日木曜日

中学受験に役に立つ本その2


この本は算数を思い出す大人の本。
 この本は数学にしばらく縁がない人が子どもと一緒に楽しめる本でもある。TVなどでの平成教育委員会などの算数や数学の問題などはこの本で解釈が出来る問題が多い。最初に読んでみるとなかなか現役から遠ざかっていたので難しいと思えるのだが、読んでみると解説が丁寧に記述しているので、過去の学生時代の記憶が思い出される。
 小学生の子どもにも、比較的教え易く、親子での中学受験は、楽しくこの本から学ぶことが出来た。例えば,1から10までの並んでいる数の和はいくつか。などは、1と10の数を足すと11。2と9を足すと11。11×5=55。右端から左端の数値を内側に向かって外側から足してあげる数値は同じもので、数値の量の半分を掛けてあげれば、総数が簡単にでてしまう算数の基本の説明がしてあるので、楽しく理解することが出来る。
 もちろん、子どもが完全に理解するまで2回から3回復読させれば、完璧に問題に対して応用がきてくるので、算数の基礎と説明を着けさせる答えが多い中学校にはお勧めしたい。意外に、小学生が理解できるのに、塾の先生が子どもに教えることが出来なかったりする問題も当たりするので面白い。

2009年2月2日月曜日

中学受験に役に立つ数学の本










中学受験に役に立つ「数学が出来る頭になるートレーニングプリント」は、数学の基本的なことから数学を解り易く教えてくれる。
 この本は、基本的な数字の法則や決まり事を実践的に解り易く書いてある本で、算数がまだ良く理解していない中学受験に挑む小学生には良い本である。解説と作業問題で理解させていく算数のトレーニングをしていく本で、説明問題の多い中学向けの本としては一番良いかも知れない。
 数の並び方や数を面積として考え、数値を暗算で簡単に計算する方法など、数の決まり事を丁寧に押せてくれる本である。
 この本で、やや算数の苦手な自分の子どもが、2度この本を学習して、国立大学の付属中学校を受験して合格した。本人は、算数は説明問題2題とその他の計算も含めて100点だったと自己採点していたので、この本の学習目的が基本の算数の解り易さで、子どもにも解り易いものだったのかが解る。
 著者は、栗田哲也。出版社は、PHP出版社。